お施餓鬼

 

毎年8月7日 おせがき

今日はお施餓鬼法要です 最初に檀徒総代さんの待つお帳場へどうぞ 次にお塔婆の申し込みの確認をします
開式までは座敷でお待ち下さい

行事日にはお弁当があります

開式30分前には副住職による

法要の解説そしてお経の練習があります

1時になると法要開始です

ともに祈りの気持ちを捧げましょう

 
    法要終了後は住職による

法話があります

 

 

お施餓鬼(せがき)

施餓鬼法要はもともと特定の霊を供養する為の法要ではありません。

こう書くと驚かれるかもしれませんが施餓鬼法要は皆さんの祖先を含んだ万霊の供養を本意とした法要です。

現在は夏の時期に施餓鬼法要を営む寺院が多いようですが地域によっては夏期以外に営む場合もあるようです。

また、供養する対象にちなんだ場所、たとえば川辺や海岸に施餓鬼棚を設け「川施餓鬼」「浜施餓鬼」として

法要を営む場合も見られます。

ここでお施餓鬼の由来についてお話ししましょう。

お釈迦様の弟子の一人の阿難尊者が森のなかで修行をしていると真夜中に突然餓鬼が現われました。

そして、口から火を吐きながら阿難に向かい「三日後、お前の命はなくなり我々と同じ

餓鬼の世界に生まれかわるだろう」といいました。

驚いた阿難がお釈迦様に相談したところ、「観音菩薩より授かったお言葉を唱えお祈りすれば

少量の食物がたくさんになる。これを無数の餓鬼や行者に与え腹いっぱいにさせなさい。

こうして供養すれば多くの餓鬼が苦しみを逃れ天上の世界に生まれかわれる。

また施主は寿命が延び仏の道を悟ることができる」と教えられました。

阿難尊者はこの教えを実践し餓鬼の世界にとらわれることはありませんでした。

こうした教えを守り、自分達の力でその苦しみから抜け出す術を持たない餓鬼達を

供養することが施餓鬼法要の由来です。

自分ばかりでなく周りにも手をさしのべることによりやがてその優しさが自分へと帰ってくる、

そうした助け合いの精神が施餓鬼の心です。

施餓鬼法要ではお寺の施餓鬼壇にご飯やお水・果物・お花などを供え餓鬼達を供養しその滅罪追福を祈ります。

こうした施餓鬼法要に参加しお題目を唱えることが万霊はもとより祖先の霊への供養になるのです。